こんにちは。つづくWORKです。
今日は鮮やかなイラストとオノマトペが楽しい恐竜の絵本のご紹介です。
アレックス・ラティマー まいごのたまご
著者のアレックス・ラティマーさんは南アフリカに在住されているイラストレーター、作家、絵本作家。翻訳をされているのは 聞かせ屋 けいたろうさん。絵本の読み聞かせで日本全国を駆け回り公演活動をされている方です。
出版社:KADOKAWA
あらすじ
ある風の強い朝、山の上から卵が転がり落ちました。迷子の卵はお母さんを探します。あたりにいた恐竜たちも協力してお母さん探しを手伝います。なかなか見つからないまま夕暮れになってしまいました。太陽が沈みかけたその時 奇跡が起こり・・・
鮮やかでポップなイラストに注目!
ティラノサウルス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、プテラノドン・・・子どもの好きな恐竜たちがポップに描かれています。可愛くデフォルメされているので恐竜が怖いというお子さんも親しみを持つきっかけになるのではないかと思います。
水彩画のにじみで味わい深さや立体感が増しています。著作権の関係でお見せできませんが、開いたページいっぱいに大きく描かれている恐竜たちはとても迫力があります。恐竜や卵だけではなく周りの草木や山などにも要注目!噴火中(?)の山々やシダ植物やお花、葉っぱには小さな昆虫らしき姿も。
オノマトペを存分に楽しもう!
ころころ、ドコドコ、どしんどしん・・・作中にはたくさんのオノマトペが使われています。オノマトペ部分はころころ→こんなふうに大きい文字になっています!読み聞かせするのも楽しいしメリハリがつくので聞いている子どもがとても喜びます。一緒に声に出すのもいいですね。
イラスト、お話の構成、オノマトペ、2歳くらいからたくさん楽しめる絵本です。
今日はアレックス・ラティマー『まいごのたまご』のご紹介でした。